Category Archives: 使い方

Towardとtowardsの違い

Towardとtowardsの違いはありません。

両方同じ意味です。違いはスペリングだけです。


アメリカ・カナダ英語では、towardの方がよく使われています。

このグラフを見るとはっきりしていますね。

towardvstowards

一方、towardsはイギリス・オーストラリア英語でtowardより使われているらしいです。

文法的には、どっちでも正しいのですが、アメリカ人と話す時はtowardで、イギリス人とはtowardsと使う分けても良いですね。

あるアメリカ人にとって、

The cat ran towards the mouse.

は間違っている様に聞こえる可能性があります。

ですから、

The cat ran toward the mouse.  

 

まあ、最終的にはどっちでもいいです。
 
 
英語の文法練習はこのテキスト・Understanding and Using English Grammar with Audio CDs and Answer Key (4th Edition)をお勧めです。文法の参考書は、こちらのガイド・Practical English Usageも実用的です。私も両方レッスンで使っています。
 


Expectとanticipateの違い

Expectとanticipateは訳すと両方「予想、予期」等の意味になりますね。

一般的な表現・会話では、どっちも同じ様に使っていいケースが多いです。

 



 

違いがあるとしたら、expectの方がanticipateより確信がある感じです。

 

I expect to be home around 7 pm.

I anticipate to be home… とは言わないでしょう。

 

英語の意味は、

Expect – Regard (something) as likely to happen.

Anticipate – Regard as probable; foresee

 

まあ、regard as likely or probable は似た様な意味ですね。

 

Anticipateはforeseeの感じでよく使われます。

 

 

Economists anticipate a drop in consumer consumption for the next several quarters.

 

もしdropすることにeconomistsがもっと確信あったら、

 

Economists expect a drop in consumer… でもOKですね。

 

そして、anticipateの方がちょとformalな感じです。

日常会話では、expectの表現の方が多いでしょう。

 
 
英語の文法練習はこのテキスト・Understanding and Using English Grammar with Audio CDs and Answer Key (4th Edition)をお勧めです。文法の参考書は、こちらのガイド・Practical English Usageも実用的です。私も両方レッスンで使っています。
 
 

Go out of townの意味

Go out of townout of townの意味は「別の町・市」です。「都市の周辺にある地域・市外」の意味ではありません。

 


 

ですから、直訳の「町を出て行く」より「他の町・市に行く」の方が日本語では良いですね。

 

しかし、英語で考えると、go out of townは文字通りにout of towngoすることです。

 

他の町でなくても、遠い場所の山、砂漠、海等でも文字通りにout of townになります。

 

 
日常的な例ですと、

 

Mr. Aが新宿い住んでいるとして、埼玉県の大宮に行ったら、He went out of town.  He is out of town.とは言えません。埼玉県の大宮は首都圏の周辺ですから。

 

しかし、Aさんが大阪に行ったら、He went out of town. He is out of town.と言えます。

 

大阪に行った理由はこの表現を使う時には関係ありません。出張でも旅行でも、out of townout of townです。

 

ビスネス英会話で良く使われる表現ですね。

 

(on the telephone)

Mr. B: May I schedule a meeting with Ms. C for next Tuesday?

Ms D: I’m sorry. Ms.C will be out of town next Tuesday.

 
 
英語の文法練習はこのテキスト・Understanding and Using English Grammar with Audio CDs and Answer Key (4th Edition)をお勧めです。文法の参考書は、こちらのガイド・Practical English Usageも実用的です。私も両方レッスンで使っています。
 
 



Forwardとforwardsの違い・使い方

Forwardは形容詞 (adjective) として使います。

Thanks to your forward planning, we were able to avoid a big problem.

Move your right hand in a forward motion.

 


 

形容詞として、forwardsは使えません。

INCORRECT: Thanks to your forwards planning…

 

Forwardとforwardsは両方副詞(adverb)として使えます。イギリス英語ではforwardsが多くて、アメリカ英語ではforwardが多いらしいです。

 

例えば、

He passed the ball forwards.

He passed the ball forward.

 

 

しかし、

“looking forward”の様な熟語では、forwardsではなくて、forwardを使います。

I’m looking forward to your presentation.

普通は、I’m looking forwards to your presentation. とは言わないですね。

 

一般的には、副詞としてforwardとforwardsを両方使えますが、forwardを含む色々な熟語もあるので、副詞の場合はESL生徒として、アメリカ英語風にforwardを使う方が楽かもしれません。

 

ですから、アメリカ英語風の場合は、forwardを副詞・形容詞として使えます。楽ですね。

 

Forwardは他に名詞と動詞として使えます。

 

名詞ですと、スポーツのポジションです。「フォワード」。

She is a forward on the varsity soccer team.

 

動詞ですと、「転送、発送、進める」等の意味があります。

I will forward this email to my boss.

 
英語の文法練習はこのテキスト・Understanding and Using English Grammar with Audio CDs and Answer Key (4th Edition)をお勧めです。文法の参考書は、こちらのガイド・Practical English Usageも実用的です。私も両方レッスンで使っています。
 
Backwardとbackwardsの違いはこちら