英語の発音 お勧め教材 Mastering the American Accent

英語の発音の勉強には、Mastering the American Accentをお勧めです。


Mastering the American Accent

この本は、アメリカの大学のESLクラス等で使われていて、私の生徒さん達もレッスンで使っています。

日本人にとって英語の発音が難しい理由は様々ですが、一つの理由は英語には日本語に無い音があることです。TH, R, L等の発音はもちろん、母音だけでも5つ(あいうえお)だけではなく、15(以上…多分)の発音があります。

例えば、FATAの発音とFATHERAの発音は違います。TAKEAはまた別の発音です。尚、SAWAも違います。

Mastering the American Accentはこの様な母音の練習から始まります。

 

Chapter 1: Vowel Sounds

Chapter 2: Vowels in Detail

Chapter 3: Consonants

Chapter 4: Problematic Consonants

Chapter 5: Syllable Stress

Chapter 6: Word Stress

Chapter 7: Intonation

Chapter 8: Sound Like a True Native Speaker

Chapter 9: Memorizing the Exceptions

Native Language Guide


Mastering the American Accent

Total186ページです。

 

CDが4枚付いていて、95%程の練習・EXAMPLESはちゃんと聞けます。

全部英語の本ですから、発音の説明も英語です。私のレッスンでは、準1級又は1級をパスしたレベルの生徒さん達が使っているテキストですが、恐らく2級以上でも大丈夫だと思います。

英語がある程度話せる日本人には、Mastering the American Accentはアクセント改善の良い土台になると思います。

このテキストの練習が終わったら、次のステップは Clear Speech Student’s Book : Basic Pronunciation and Listening Comprehension in North American English. 4th. 等の本をお勧めです。

 


Clear Speech Student’s Book : Basic Pronunciation and Listening Comprehension in North American English. 4th.



Fartherとfurtherの違い

Fartherは距離・空間(physical distance)等で「さらに遠く、もっと先に」として使います。

 



 

例えば、

Do we need to go farther down the road?

Yes, about 5 more kilometers.

 

Furtherは距離的ではなく、程度がさらに「もっと、さらに、さらに進んで、さらにまた、尚その上に」等の使い方になります。

 

例えば、

This situation requires further analysis.

I thought I would be further along in my English studies by now.

 

時には、どっちでも良い様な事があります。その場合は、furtherを使うのをお勧めです。Fartherは距離限定な感じが多いので、furtherの方がflexibleに使えると思います。

 

 

尚、最近は両方とも同じ様に使われる事も少なくはありません。Oxford Dictionaryでは、fartherを調べるとfurtherとも書いてあります。

 

しかし、出来ればfartherは距離でfurtherは程度として使うのをお勧めです。

 
 
英語の文法練習はこのテキスト・Understanding and Using English Grammar with Audio CDs and Answer Key (4th Edition)をお勧めです。文法の参考書は、こちらのガイド・Practical English Usageも実用的です。私も両方レッスンで使っています。
 
 

 



 

Abroadの使い方 副詞?名詞?形容詞?

Abroadは副詞、名詞と形容詞の使い方があります。副詞だけではないです。

 



 

副詞の訳は、

「外国・海外へ、外国・海外に」

My cousin goes abroad every summer.

たまにabroadの前にfrom等が付くと、なぜ副詞にfromが必要なのですか?と質問ありますが、それはabroadが名詞として使われているからです。

 

名詞だと訳は、

「外国・海外」

These people are returning from abroad.

This old book from abroad is very rare.

 

 

形容詞ですと、訳は、

「外国・海外の 、外国・海外で」

Even the markets abroad are closed on New Year’s Day.

 

 
 
英語の文法練習はこのテキスト・Understanding and Using English Grammar with Audio CDs and Answer Key (4th Edition)をお勧めです。文法の参考書は、こちらのガイド・Practical English Usageも実用的です。私も両方レッスンで使っています。