Category Archives: 使い分け

Forwardとforwardsの違い・使い方

Forwardは形容詞 (adjective) として使います。

Thanks to your forward planning, we were able to avoid a big problem.

Move your right hand in a forward motion.

 


 

形容詞として、forwardsは使えません。

INCORRECT: Thanks to your forwards planning…

 

Forwardとforwardsは両方副詞(adverb)として使えます。イギリス英語ではforwardsが多くて、アメリカ英語ではforwardが多いらしいです。

 

例えば、

He passed the ball forwards.

He passed the ball forward.

 

 

しかし、

“looking forward”の様な熟語では、forwardsではなくて、forwardを使います。

I’m looking forward to your presentation.

普通は、I’m looking forwards to your presentation. とは言わないですね。

 

一般的には、副詞としてforwardとforwardsを両方使えますが、forwardを含む色々な熟語もあるので、副詞の場合はESL生徒として、アメリカ英語風にforwardを使う方が楽かもしれません。

 

ですから、アメリカ英語風の場合は、forwardを副詞・形容詞として使えます。楽ですね。

 

Forwardは他に名詞と動詞として使えます。

 

名詞ですと、スポーツのポジションです。「フォワード」。

She is a forward on the varsity soccer team.

 

動詞ですと、「転送、発送、進める」等の意味があります。

I will forward this email to my boss.

 
英語の文法練習はこのテキスト・Understanding and Using English Grammar with Audio CDs and Answer Key (4th Edition)をお勧めです。文法の参考書は、こちらのガイド・Practical English Usageも実用的です。私も両方レッスンで使っています。
 
Backwardとbackwardsの違いはこちら
 
 



 

Maybeとperhapsの違い (とpossibly)

Maybeの意味は、

“perhaps; possibly” です。

訳は「もしかして」。

 

Perhapsの意味は、

“maybe; possibly’です。

こちらの訳も「もしかして」。

 

 

Maybeとperhapsの意味の違いはありません。Possiblyも同じです。

しかし使い方の違い、響きの違いはあると思います。

 

Maybeがinformalな感じで、perhapsはもしかしてもう少しneutralかformal.

Possiblyも少しカタイ感じかformalっぽいと思います。確かにinformalではないです。

 

ビジネス会話では、多分maybeよりperhapsの方が良いですね。

 

因に、イギリス人はperhapsを”praps”と発音するらしいです。

 

Mastering the American Accent

 
アメリカ英語では、「普通」に”perhaps”の発音です。

 
英語の文法練習はこのテキスト・Understanding and Using English Grammar with Audio CDs and Answer Key (4th Edition)をお勧めです。文法の参考書は、こちらのガイド・Practical English Usageも実用的です。私も両方レッスンで使っています。
 

Everydayとevery dayの違い

Every dayとevery dayは意味が違います。

Every dayはもちろん2語で、形容詞と名詞です。

every = 形容詞 (dayを修飾する形容詞)
day = 名詞

 

訳すと、

「日々、日毎に、毎日」です。

I practice the piano every day.

My cat chases birds every day.

 

一方、Everydayは形容詞です。

 

例えば、

Everyday expression
Everyday(形容詞)がexpression(名詞)を修飾しています。

Everyday clothes
Everyday(形容詞)がclothes(名詞)を修飾しています。

 

訳すと、
「毎日の、日々の」
「日常の、平常の、平凡な、ありふれた」です。

That shop sells everyday goods at very low prices.

My cat chasing birds is an everyday occurrence.

 
 

 
 

ですがら、広告で

Low prices everyday!とか書いてあるのは間違っています。

 

正しいのは、

Low prices every day! ですね。
 
英語の文法練習はこのテキスト・Understanding and Using English Grammar with Audio CDs and Answer Key (4th Edition)をお勧めです。文法の参考書は、こちらのガイド・Practical English Usageも実用的です。私も両方レッスンで使っています。
 

Catch up with、catch up on、catch up toの違い

Catch up onの意味は、

 

“to bring or get up to date” です。

I need to catch up on my reading this weekend.

 

訳すと、「(仕事等の)遅れを取り戻す」ですね。

 

Catch up withの意味は、

“To come up to or overtake something or someone” です。

 

Catch up toも同じ様な感じで使えます。

 

At this pace, he will catch up with the leader.

At this pace, he will catch up to the leader.

 

訳すと、「追いつく」です。

 

Catch up withは他に、「欠席により出来なかった仕事を後から調整する」の訳もあります。

 

この意味ですと、catch up onの「(仕事等の)遅れを取り戻す」と似た様な使い方ですね。
 
 

 
 

ですから、この意味の場合は両方使えます。

しかし、恐らくwithの方が標準だと思います。
 
英語の文法練習はこのテキスト・Understanding and Using English Grammar with Audio CDs and Answer Key (4th Edition)をお勧めです。文法の参考書は、こちらのガイド・Practical English Usageも実用的です。私も両方レッスンで使っています。