この記事のToとtowardsの違い・使い分けは、何処かへ行く、向かう意味での使い方限定です。
Toとtowardsの違い・使い分けを英和辞書で見るとはっきり分からない感じですね。
英和辞書のよると、toの訳は
「のほうに、のほうへ、へ、に、まで、」等です。
Towardの訳は、
「のほうへ、のほうへの、に向かって、」等です。
これでは、分からないですね。
Toの訳を「へ、に」に、towardの訳を「のほうへ」に絞ると良いと思います。
Toとは、目的地、行き先、到着地、届け先、あて先を示しています。
I’m sending this box to Tokyo.
東京へ/東京に送るのですね。東京のほうへ送るのではありません。
I’m going to Tokyo.
東京へ行く。東京に行くので、東京のほうへ行く事でもありますが、意味は、東京(目的地)へ行く。
一方、I’m going towards Tokyo. は、東京に行くの意味ではありません。
東京のほうへ行く、の意味ですね。
東京のほうへ行く事によって、東京に着くかもしれませんし、着かないかもしれません。
I’m going towards Tokyo.の文だけでは分からないことです。
これ以上説明する必要は無いと思いますが…
例えば、北海道にいる人が、I’m going towards Tokyo.と言ったら、「南に行く。」と言う事とだいたい同じ意味です。東京のほうへ=南ですね。
英語の文法練習はこのテキスト・Understanding and Using English Grammar with Audio CDs and Answer Key (4th Edition)をお勧めです。文法の参考書は、こちらのガイド・Practical English Usageも実用的です。私も両方レッスンで使っています。